サコムバンク[STB](Sacombank)は米クレジットカード大手ビザ(Visa)と協力し、新たなコンタクトレス(非接触型)決済サービス「タップトゥーフォン(Tap to Phone)」を導入した。同サービスがベトナム国内で導入されるのはこれが初めて。
「タップトゥーフォン」では、店舗にある近距離無線通信(Near field communication=NFC)対応のAndroidデバイス(スマートフォンやタブレット)を非接触型またはタッチ式のソフトウェアベースPOS(softPOS)端末として利用することで、追加のハードウェアがなくてもコンタクトレス決済が可能となる。
利用者は、ビザのコンタクトレス決済対応のカードを店舗のAndroidデバイスに触れるだけで決済が完了する。
同サービスのアプリにより、迅速かつ安全なコンタクトレス決済が可能となり、店舗は事業費用を削減でき、顧客体験を向上させることもできる。
ベトナム国内でこのサービスを導入した最初の3社は、◇第一生命ベトナム、◇プルデンシャルベトナム(Prudential Viretnam)、◇電子商取引(eコマース=EC)サイト「ティキ(Tiki)」となっている。