地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)子会社のビンファスト(VinFast)は、中国の大手電池メーカーである国軒高科(Gotion High-Tech)との事業提携により製造されたLFP電池(リン酸鉄リチウムイオン電池)を搭載した新モデルの電動バイクについて、3か月の導入を経て最初のソフトウェアのアップグレードを開始した。
今回のアップグレードは、全国のユーザーのフィードバックに基づいて行われ、動作パフォーマンスの効率アップや運転感覚の向上を目的としている。
アップグレードされるモデルは、既存の4モデルの最新バージョン「フェリスS(Feliz S)」、「クララS(Klara S)」、「ベントS(Vento S)」、「テオンS(Theon S)」の4種類。
これに先立つ7月、同社はハノイ市とホーチミン市で開催されたイベントで電動バイク用の新しいソフトウェアを紹介した。体験に参加した400人のゲストのほとんどが、アップグレードされたバージョンに満足していたという。