地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)は、英国・グラスゴーで昨年開催された第26回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)で宣言された「ゼロエミッション車(ZEV)化」に参加すると発表した。
それによると、同社は2035年までに、主要市場における新車販売台数に占めるゼロエミッション車(温室効果ガスを排出しない車)の割合を100%にすると公約した。
同社のレ・ティ・トゥー・トゥイ会長はZEV宣言への参加について、「世界有数の電気自動車(EV車)メーカーの1社となるべく、環境に優しい未来に向けて世界のEV市場の推進に寄与していく」と述べた。
ビンファストは、完全EV化戦略を発表した世界で最初の自動車メーカーの1社で、電動バイクや電気自動車、電気バス、エネルギーソリューションを含む包括的なEVエコシステムを確立している。