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地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast) 製の電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM)は、ハノイ市中心部で一定数の顧客を対象にタクシーサービスの試験導入を実施している。期間は5日～12 日、時間帯は午前7時～午後8時。

試験導入で使用するのは標準サービス向け車両の「VF e34」。適用する1km当たりのタクシー料金は、最初の1kmが2万VND(約112円)、次の25kmまでが1万5500VND(約87円)、それ以降は1万2500VND(約70円)となる。

GSMはサービス試験導入に向けて、配車アプリ「SMグリーンタクシー：EVタクシー予約(Taxi Xanh SM: Dat xe taxi dien)」をリリースした。同アプリはAndroidおよびiOSに対応している。

同アプリは、5日午前のサービス試験導入から僅か4時間でApp Storeの旅行カテゴリーでダウンロード数トップに立った。アプリは、「グラブ(Grab)」や「ビー(Be)」、「ゴジェック(Gojek)」 などの配車アプリと似た仕組みになっているという。

　なお、GSMは試験期間を経て、14日からハノイ市でサービスを正式導入する計画だ。