カンボジアのフン・マネット首相は、ベトナム系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下ビンファスト(VinFast)製の電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM)によるEVタクシー事業について、カンボジア国内での展開を認めない方針を明らかにした。理由は明らかにされていない。
これに先立ち、GSMは、2024年のテト(旧正月)明けにカンボジア国内でEVタクシーサービスを開始する計画を発表していた。
なお、同社は11月上旬に、ラオスの首都ビエンチャンでEVタクシーサービスを開始した。使用するEV車両は「VF 5 Plus」。ラオスでは今後、ルアンパバーン、サワンナケート、チャンパーサックなどにもサービスを拡大し、1000台体制とする計画。