地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下電気自動車(EV)メーカーのビンファスト(VinFast)の代理店であるインドネシアのPT.ギャレリー・セティア・ウタマ(PT. Gallerie Setia Utama)は2日、同国初のビンファスト製のEVショールームをオープンした。
このショールームは、西ジャワ州のデポックに立地し、ビンファスト製のEVを展示・販売する。まずは「VF 5」と「VF e34」を取り扱う。また、EVの展示・販売だけでなく、コンサルティングやカスタマーケア、車両修理サービスも提供する。
ビンファストは、これを皮切りに、2024年末までにインドネシアの多くの都市に代理店網を拡大し、販路を広げていく。
なお、ビンファストはこれに先立つ3月28日、インドネシアで「VF e34」を発売した。「VF e34」には10年間の保証が付いており、バッテリーの充電能力が70%を下回った場合は無料でバッテリーを交換することが可能となる。