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ビンEVタクシー、アプリ配信1年で5000万回の輸送実現 完全無料ニュース

[2024/04/16 15:30 JST更新]


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 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製の電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM)は、輸送サービス「サインSM(Xanh SM)」について、アプリリリースからの1年間(2023年4月14日~2024年4月15日)で5000万回の輸送を実現したと発表した。

 GSMはEVや電動バイクの配車サービスだけでなく、宅配やレンタカーなどのサービスも手掛けている。GSMは現在、ベトナム全国36省・市でサービスを展開中。同社はこのほか、輸送業界のパートナー企業30社余りと事業提携し、企業各社のガソリン車からEVへの切り替えをサポートしている。

 ベトナムでのEV普及戦略に取り組んでいるGSMは、直近1年間の輸送距離が合計3億kmとなっており、環境への二酸化炭素(CO2)排出量5万2000tの削減に寄与したと推定される。

 なお、インドの調査会社モルドールインテリジェンス(Mordor Intelligence)が先般発表したベトナム配車アプリに関する市場調査によると、2023年10~12月の売上高ベース市場シェアでは、シンガポール系「グラブ(Grab)」が58.7%を占めトップ。「サインSM」は18.2%で2位に立った。

 GSMは4月上旬にラオス市場進出を果たし、同国でEVタクシーサービスを開始。ラオスを皮切りに周辺諸国にサービスエリアを拡大し、2025年までに9か国でのサービス提供を目指す。


  
  
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