ベトナムバイクメーカー協会(VAMM)の発表によると、2019年におけるVAMM加盟5社のバイク販売台数は前年比▲5.3%減の320万台と推定される。
バイクの販売台数が減少した背景には、自動車や電動バイクの需要が増加していることがある。
VAMMの加盟5社は、◇ホンダベトナム、◇ピアジオ・ベトナム(Piaggio Vietnam)、◇ベトナムスズキ(Vietnam Suzuki)、◇三陽工業(SYM)ベトナム、◇ヤマハモーターベトナム(YMVN)。VAMMの加盟5社中、ホンダベトナムの販売台数が260万台で全体の81%を占め、シェアトップを堅持した。
VAMM非加盟企業を含めたバイク販売台数は約335万台と推定される。
業界関係者によると、バイクの販売台数は2020年~2024年の間にも減少を続けるものと見込まれる。
VAMM非加盟企業を含めた2020年のバイク販売台数は前年比▲7.5%減の310万台となる見通しで、このうちVAMM加盟5社のバイク販売台数は同▲9.4%減の290万台に落ち込む見込みだ。