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ドイツの市場調査会社スタティスタ(Statista)が発表した2022年における東南アジア地域の広告市場レポートによると、ベトナム広告市場の売上高(推定値)は前年比+12.7％増の21億9200万USD(約2960億円)となり、金額で5位、伸び率では2位となった。

ベトナム広告協会(VAA)のグエン・チュオン・ソン会長は、ベトナム広告市場の開発余地がまだ大きいが、新型コロナ後の回復度合いは世界各国と比べて遅いと評した。

2022年における東南アジア11か国の広告市場売上高は以下の通り。

1位：インドネシア(前年比+8.1％増の55億6000万USD＝約7500億円)
2位：タイ(同+3.9％増の43億0100万USD＝約5800億円)
3位：シンガポール(同+8.4％増の25億7800万USD＝約3500億円)
4位：フィリピン(同+7.3％増の25億5100万USD＝約3440億円)
5位：ベトナム(同+12.7％増の21億9200万USD＝約2960億円)
6位：マレーシア(同+18.9％増の16億1700万USD＝約2200億円)
7位：ミャンマー(同+0.2％増の3億0130万USD＝約410億円)
8位：カンボジア(同+5.8％増の1億9560万USD＝約264億円)
9位：ブルネイ(同+4.3％増の1億4840万USD＝約200億円)
10位：ラオス(同▲10.6％減の9588万USD＝約130億円)
11位：東ティモール(同▲2.0％減の8808万USD＝約120億円)