計画投資省海外投資局(FIA)が発表した海外直接投資(FDI)に関するデータによると、2019年のFDI認可額(推定値)は380億1911万USD(約4.1兆円)で、前年比+7.2%増加した。
また、同年の実行額(推定値)は前年比+6.7%増の203億8000万USD(約2.2兆円)に増加している。
新規認可案件数は前年比+27.5%増の3883件で、認可額は同▲6.8%減の167億4560万USD(約1.8兆円)。追加認可案件数は同+18.1%増の1381件で、認可額は同▲23.6%減の58億0203万USD(約6300億円)だった。
項目 | 2019年 (※)1月1日~12月20日 | 前年比(%) |
実行額(百万USD) | 20,380.00 | +6.7 |
認可額(百万USD) | 38,019.11 | +7.2 |
新規認可額 | 16,745.60 | ▲6.8 |
追加認可額 | 5,802.03 | ▲23.6 |
外資企業による買収で子会社化された企業の外資出資額 | 15,471.48 | +56.4 |
案件数(件) | 15,106 | +41.0 |
新規認可案件数 | 3,883 | +27.5 |
追加認可案件数 | 1,381 | +18.1 |
外資企業により子会社化された案件数 | 9,842 | +51.5 |
認可額を業種別で見ると、最も多いのは製造の245億6178万USD(約2.65兆円)で、全体の64.6%を占めた。続いて、◇不動産:38億7603万USD(約4200億円)、◇卸売・小売:25億8810万USD(約2800億円)、◇専門サービス・科学・技術研究:15億6658万USD(約1700億円)、◇金融・銀行・保険:11億7186万USD(約1270億円)、◇電気・ガス・水道・空調:10億1010万USD(約1100億円)、◇建設:9億7903万USD(約1060億円)などの順となっている。