中央経済管理研究所(CIEM)は、先般発表した2023年の経済見通しに関するレポートの中で、同年における国内総生産(GDP)成長率予測に関する2つのシナリオを明らかにした。
実現の可能性が高い第1シナリオでは、2023年のGDP成長率が+6.47%となり、政府が設定した目標値である+6.5%に迫る見込み。同年の消費者物価指数(CPI)上昇率は+4.08%、輸出額成長率は+7.21%、貿易黒字額は56億4000万USD(約7300億円)と予想されている。
一方、第2シナリオでは、2023年のGDP成長率を+6.83%と予想。同年のCPI上昇率は+3.69%、輸出額成長率は+8.43%、貿易黒字額は81億5000万USD(約1兆0500億円)となる見通し。