英国経済ビジネスリサーチセンター(CEBR)が先般発表したレポート「世界経済リーグテーブル2024(World Economic League Table 2024)」によると、ベトナムは2038年までに世界の経済大国上位25か国にランクインすると予想されている。
具体的には、ベトナムの国内総生産(GDP)は2038年に1兆5590億USD(約220兆円)に達し、東南アジアで2位、世界で21位となる見通し。
2038年における世界経済大国上位10か国は以下の通り。
1位:中国
2位:米国
3位:インド
4位:日本
5位:ドイツ
6位:英国
7位:フランス
8位:ブラジル
9位:韓国
10位:カナダ
東南アジア諸国の中で、2038年における世界の経済大国上位25か国にランクインするのはインドネシアとベトナム、フィリピンの3か国のみ。同年におけるインドネシアのGDPは3兆6690億USD(約520兆円)に達すると予想され、東南アジアで首位、世界11位につける見通し。
なお、2023年における東南アジア諸国のGDP予想について、インドネシアは域内トップに立つと予想されている。タイ、シンガポール、フィリピン、ベトナム、マレーシアなどが続いている。