株式会社みずほ銀行(東京都千代田区)は、ベトナムにおける資本提携先のベトコムバンク[VCB]と協力し、日本の小売大手イオングループが来年初めにオープンするショッピングセンター向けに資金管理・決済サービスを提供する。
イオンベトナムは、来年1月1日にホーチミン市タンフー区で同国1号店「イオンモールタンフーセラドン」を開業する。両行は同店舗および入居するテナントでの現金回収やカード決済を全て請け負う。各店舗にカード決済に対応した情報管理端末を設置し、売上データ等を一括管理する。
イオンはこの他、VCBの協力による提携デビットカードの発行でも合意しており、ショッピングセンター利用者に対し、買い物ポイント還元やクーポン発行などの特典サービスを提供していく方針。
なお、イオンモールタンフーセラドンは投資総額1億ドル(約103億円)、総床面積8万平方メートル、このうち半分がスーパーマーケットおよび賃貸スペース(300店舗規模)、残りのスペースが1000台の乗用車と2800台のバイクを収容できる大型駐車場となる。