TPバンク[TPB](TPBank)は9日、同行の365日24時間の無人銀行サービス「ライブバンク(LiveBank)」のセルフ窓口端末で、指紋認証による現金引き出しサービスを開始した。無人店舗で同サービスを行う銀行は国内でTPBが初めて。
利用者は、ライブバンクで指紋登録を済ませた後、指紋の確認とワンタイムパスワード(OTP)の入力だけで現金を引き出すことができる。これにより、ATMカードが手元になくても現金引き出しが可能となるほか、ATMカード使用時のパスワード情報の流出を防ぐことができる。
TPBは、2017年にライブバンクのサービスを開始した。通常のATMの機能に加え、ATMカードの発行、普通口座や預金口座の開設、現金の預け入れ・引き出しなども可能となっている。年内にもQRコードで現金を引き出せる機能を追加する予定だという。