TPバンク[TPB](TPBank)は5日、同行の現金自動預け払い機(ATM)や365日24時間の無人銀行サービス「ライブバンク(LiveBank)」のセルフ窓口端末で、QRコードによる現金引き出しサービスを開始した。同サービスを行う銀行は国内でTPBが初めて。
同サービスを利用するには、まずQRコードを使ったスマートフォン(スマホ)向け決済アプリ「クイックペイ(QuickPay)」をスマホにインストールし、各自の銀行口座、ビザ(Visa)カードまたはマスターカード(Master Card)と連携する。
その後、ATMまたはライブバンクのセルフ窓口端末でQRコードでの現金引き出しの項目を選択し、クイックペイを通じて画面に表示されるQRコードを読み取り、暗証番号を入力するだけで、カードの現物を携帯していなくても現金を引き出すことができる。
現金引き出しに加え、全国の対応店舗やQRコードに対応した自動販売機での買い物時などにも利用できる。
これに先立つ10月、TPBは同じくベトナムで初となる無人店舗での指紋認証による現金引き出しサービスを開始している。