格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は4日、ホーチミン市で欧州航空安全機関(European Aviation Safety Agency=EASA)のコックピットフライトシミュレーターの受領式を開催した。式典には、訪越していたフランスのジェラルド・ダルマナン行動・公会計相が参列した。
ダルマナン大臣は、「ベトジェットエアとフランスのエアバス(Airbus)が長年にわたる戦略パートナーであることを喜ばしく思う。ベトジェットの欧州、特にフランスのパートナー企業に寄せる信頼に感謝する」と挨拶した。
エアバスはベトジェット発足当初からのパートナーで、最新の機材の供給と共に、運営システムの構築、パイロットや技師の育成・訓練、安全管理計画などで協力してきた。今回のコックピットフライトシミュレーターの受領は、ベトジェットが先進科学技術を駆使してベトナムの航空業界の地位と能力を高めることにつながる。
ベトジェットのグエン・ティ・フオン・タオ社長は、ベトナムとフランス間の経済・科学技術・観光分野などで関係強化を引き続き押し進める考えを示した。