地場不動産会社FLCグループ[FLC](FLC Group)が全額出資するバンブー航空(Bamboo Airways)はハノイ市内の本社ビルで26日、日本航空(JAL)の代表者らと会談した。FLCからはチン・バン・クエット会長、日本航空からは路線統括本部国際提携部担当の大島秀樹氏らが出席した。
この会談で大島氏は、バンブー航空との戦略提携を希望する旨を伝えるとともに、12月に東京で行う双方交渉を通して協力覚書に調印できればとの期待を示した。
日本航空は、安全性や定時到着などの指標を重視しており、バンブー航空に対して、日本をはじめ世界各国での市場拡大に加え、人材育成などでも支援するとしている。
日本航空は1951年に設立された日本で2番目の航空大手。これまでに数々の航空部門の国際的な賞を受賞している。