TPバンク[TPB](TPBank)は1日、同行の365日24時間の無人銀行サービス「ライブバンク(LiveBank)」のセルフ窓口端末に顔認証による本人確認システムを導入した。無人店舗で顔認証を行う銀行はTPBが国内初。
それによると、利用者は装置の前で顔をカメラに向け、さらに指紋認証を済ませた後にログインが可能となる。これにより、利用者はカードを携帯する必要がなくなり、パスワード情報の流出を防ぐことができるほか、口座ののっとりやなりすましなどの被害を防ぐことができると期待されている。
なお、TPBは2017年にライブバンクのサービスを開始。通常のATMの機能に加え、ATMカードの発行、普通口座や預金口座の開設、現金の預け入れ・引き出しなども可能となっている。2018年には、QRコードや指紋認証による現金引き出しサービスを開始。2020年末時点のライブバンクの店舗網は300か所へと拡大する見込み。