不動産デベロッパー大手FLCグループ[FLC](FLC Group)は11月28日、南中部沿岸地方ビンディン省クイニョン市で展開中の生態観光地区「FLCクイニョン (FLC Quy Nhon)」内に5つ星ホテル「FLCグランド・ホテル・クイニョン(FLC Grand Hotel Quy Nhon)」を開業した。
FLCクイニョン内で2番目のホテルとなるFLCグランド・ホテル・クイニョンは客室数1500室で、宿泊客3500人に対応することが可能。全長1kmにもおよぶ屋外プールが目玉となっている。同ホテルの開業により、FLCクイニョンの宿泊客収容能力は5000人以上となる。
サファリパーク型動植物園を擁する同生態観光地区は、同省の観光業に大きく貢献しており、FLCの子会社であるバンブー航空(Bamboo Airways)も同省に本社を置いて、同省フーカット国際空港から全国各地へのアクセス強化を図っている。
ホテル開業式に出席した同省のホー・クオック・ズン党委書記 兼 人民委員会主席は、「ビンディン省の訪問者数は2014年の40万人未満から2019年にその12倍以上に相当する480万人に増加した」と述べ、FLCの貢献を高く評価した。