三菱UFJ銀行が資本参加しているヴィエティンバンク[CTG](Vietinbank)は13日、ベトナム国家銀行(中央銀行)傘下のベトナム国家決済社(NAPAS)との間で、デビットカードとクレジットカードを組み合わせたデュアルカード「2Card」の開発・発行に関する事業提携契約を締結した。
ベトナム国内におけるこの種のデュアルカード発行はこれが初。CTGが発行する「2Card」は、1枚のカードに互いに独立した国内デビットカード用と国内クレジットカード用の電子チップ(IC)を搭載する仕様となる。発行開始は今年7~9月を予定している。
デュアルカードの発行により、カード発行プロセスの簡素化だけでなく、良心的な手数料での現金引き出しやショッピング、効率的なポイント貯めが実現できるため、利用客の利便性を向上し、非現金決済の促進に繋がると期待されている。