ファム・ミン・チン首相はこのほど、保健省に対して、地場医薬品企業ビメディメックス医薬品[VMD](Vimedimex)の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV(Sputnik V)」輸入案を検討するよう指導した。
これに先立ち、VMDは政府と保健省に対して、アラブ首長国連邦(UAE)のロイヤル・ストラテジック・パートナーズ(Royal Strategic Partners)からの「スプートニクV」の輸入手続きについて支援を要請した。
VMDの代表者は、輸入手続きのサポートを受けられれば、「スプートニクV」1000万回分を購入する可能性があると述べた。
同社は、新型コロナウイルスワクチンを含む各種ワクチンの輸入・保管に関するライセンスを持つ企業36社の1つとなっている。