地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)はこのほど、南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市ホンチェー島で自動運転車の走行実験を行った。
この自動運転車はVIC傘下のビン・ビッグデータ(VinBigdata)が開発した自動運転ソフトウェアを利用した電気自動車。米国運輸省の定義によると、自動運転にはレベル1~5の区分があり、今回の走行実験はそのレベル4に当たる。
ビン・ビッグデータが開発した自動運転車の操作技術の特徴には、最大面積10km2の領域の高解像度の地図や、操作領域の誤差わずか約5cmの最適な測位可能性などが含まれる。
この車両は、人工知能(AI)技術を応用し、120度広角レンズを採用した6つのカメラを掲載。30mの距離から自動的に減速し、10mの距離から車線を変更する機能もある。平均速度は時速20~25km、最高速度は時速30km。