多くの省・市が社会的隔離措置を緩和したことを受け、ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)とその傘下のパシフィック航空(Pacific Airlines)、ベトナムエアサービス社(VASCO)の3社は、20日以降に国内線のほぼすべての路線の運航を再開する。
管轄当局から許可を取得し次第、チケットの販売を開始する。
3社は10月21日から11月30日にかけて、国内線合わせて約40路線を運航する。これは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第4波が広がった4月末以前の運航路線数に相当する。
各路線の運航便数も需要に合わせて段階的に増やしていく。3社は21日から1日あたり90便以上を運航し、10月末から11月にかけては運航便数を1日あたり約120便に増やす。
中でも、ハノイ市、南中部沿岸地方ダナン市、ホーチミン市の3大都市間の主要路線について、HVNは1日2便、パシフィック航空は1日1便をそれぞれ運航する。
ハノイ/ホーチミン~その他省・市間の路線については、HVNが25路線で1日1便以上を運航し、その後は需要に合わせて一部路線で1日2便に増やす。
HVNは11月中旬からダナン~ハイフォン/バンメトート/ニャチャン/ダラット/カントー線の運航を再開する。パシフィック航空も、ホーチミン~ハイフォン/タインホア/ビン/クイニョン/フエ/フーコック/チューライ/ドンホイ線の運航を再開する。
VASCOは残りの路線(ハノイ~ディエンビエン線、ホーチミン~コンダオ/カマウ/ラックザー線、カントー~コンダオ線)を運航する。