格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)はこのほど、英国のグラスゴーで開催中の気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)に出席しているファム・ミン・チン首相の立会いのもと、世界有数の保険コンサルティング会社である英国のギャラガー(Gallagher)およびウイリス・タワーズワトソン(Willis Towers Watson)との間で再保険契約を締結した。
契約額は2000万USD(約23億円)で、VJCが保有するベトナム国内と海外で登録された全機材を対象とする。
VJCはベトナムおよびアジア太平洋地域で広大な路線網を有し、機材数を増やすことでさらなる路線網の拡大を目指している。
ギャラガーは1927年設立。保険ブローキングやリスク管理、コンサルティングサービスのグローバルリーダーで、世界150以上の国・地域に3万人余りの専門アドバイザーを擁する。
一方のウイリス・タワーズワトソンは1828年の設立で、保険コンサルティングサービスや企業向けソリューションを提供しており、従業員数は世界140か国・地域で4万5000人以上となっている。