地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)は9日、ラオスに自社ブランドの自動車を初出荷した。
初出荷されたのは、超高級スポーツ用多目的車(SUV)「プレジデント(President)」5台とプレミアムモデルのセダン「Lux A2.0」13台の計18台で、ラオスのポンサップタビーグループ(Phongsubthavy)に引き渡された。
ポンサップタビーグループは、ラオス国内でビンファスト車の店舗網を展開したい意向を示している。両社は、ポンサップタビーグループをラオス市場におけるビンファスト車の独占販売代理店とする契約について交渉中だ。
ポンサップタビーグループは、ラオスで建設や不動産、エネルギー、商業の分野で事業を展開している。近年は、ベトナム電力グループ(EVN)と協力してラオスからベトナムに電力を輸出している。