交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)によると、2021年通年における国内航空会社6社の運航便数は前年比▲41.7%減の12万6280便だった。
同年に運航便数が最も多かったのはベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)で、前年比▲43.4%減の4万9267便だった。
他の航空会社5社の運航便数は以下の通り。
◇ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air):4万0676便(前年比▲47.5%減)
◇FLCグループ[FLC](FLC Group)傘下バンブー航空(Bamboo Airways):2万4823便(同▲12.7%減)
◇HVN傘下パシフィック航空(Pacific Airlines):7079便(同▲53.2%減)
◇HVN傘下ベトナムエアサービス社(VASCO):3085便(同▲64.0%減)
◇ベトラベル[VTR](Vietravel)傘下ベトラベル・エアラインズ(Vietravel Airlines):1350便(2020年12月運航開始)
また、同年の6社の平均定時運航率は前年比+3.8%pt上昇の94.7%で、中でもバンブー航空が96.9%と最も高かった。ベトラベル・エアラインズが96.7%、HVNが95.0%、VJCが93.5%、パシフィック航空が92.9%、VASCOが92.8%と続いた。
同年の6社の欠航便数は2427便で、欠航率は1.9%だった。HVNは欠航率が3.7%で最も高く、他の5社は0.1~1.8%だった。
このほか、6666便が遅延し、遅延率は5.3%だった。