世界銀行(WB)グループの国際金融公社(IFC)と5つの海外投資ファンドはこのほど、シーバンク[SSB](SeABank)向けの融資枠を1億5000万USD(約173億円)から2億2000万USD(約253億円)へと引き上げた。
IFCと投資ファンドらは2021年6月にSSBと融資契約を締結し、6か月を経て融資枠を+7000万USD(約80億円)増やした形だ。
SSBはこの融資枠を、ベトナムの女性が経営する事業者を含む中小零細事業者向けの貸付資金として使用している。また、気候変動適応への融資も行っている。
融資に参加している投資ファンドは、◇バンク・アンテルナシオナル・ドゥ・コメルスBRED(Banque Internationale de Commerce - BRED)、◇ブルーオーチャード・マイクロファイナンス・ファンド(BlueOrchard Microfinance Fund)、◇カシコン銀行(Kasikorn Bank)、◇OPEC、◇レスポンシビリティ・インベストメンツ(Responsability Investments)の5ファンド。