運送・配送会社アハムーブ(Ahamove)と地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)はこのほど、国内初となる電動バイクによる貨物運送サービス「アハファスト(AhaFast)」を発表した。
提携合意書によると、ビンファストは同サービスの展開に向けて、自社製の電動バイクをアハムーブに対し提供する。アハムーブは2025年までにビンファストの電動バイク1万台を導入し、ガソリン車や品質基準を満たさない車両を徐々に置き換える計画だ。
新サービス「アハファスト」では当面、電動バイク「フェリス S(Feliz S)」100台を導入して南中部沿岸地方ダナン市で展開するが、その後は、ハノイ市やホーチミン市、北部紅河デルタ地方ハイフォン市、南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市などの大都市へもサービス範囲を拡大する予定。