ホアン・アイン・ザライ[HAG](HAGL Group)は、ホーチミン市と南中部沿岸地方ダナン市にある自社直営の豚肉製品販売店2か所で、バナナを食べさせて育てた鶏肉製品の試行販売を開始した。
同社は、500万羽分の鶏肉を販売する計画。販売価格は1kgあたり18万5000VND(約1080円)。同社は現在、年間処理能力1400万羽の食鳥処理場案件を展開しており、スモークチキンや塩漬けチキンなど、すぐに食べられる製品も供給する予定。
なお、同社は年内に、バナナを食べさせて育てた豚肉製品「バピ(Bapi)」(バピ:Banana Pigの略称)ブランドのパック入り豚肉製品の販売店200か所を開業する計画。さらに、2023年末までにハノイ市とホーチミン市を中心に、店舗数を1000店舗(フランチャイズ店を含む)とすることを目指している。