畜産飼料、食品・飲料、鉱山採掘、金融事業を手掛けるマサングループ[MSN](Masan Group)の子会社で、各種調味料を製造するマサン・コンシューマー・ホールティングス(Masan Consumer Holdings=MCH)は、日本市場向けの新シリーズを発表した。
東京で開かれている国際食品・飲料展「FOODEX JAPAN 2023」で発表されたのは、「チンスー(CHIN-SU)」ブランドのわさび風味チリソース、椎茸昆布だし、ヌクマム(魚醤)、醤油で、わさび風味のチリソースは、天ぷらや餃子、から揚げ、たこ焼き、寿司、焼きそばなどに合い、風味調味料(だし)は、椎茸と昆布という日本の特徴的で高級な食材を原料に用い、鍋焼きうどんやしゃぶしゃぶ、みそ汁などの調理が素早くできる。
これらにヌクマムと醤油を含めたラインナップの新シリーズはすでに日本で店頭に並んでおり、3月からベトナムでも販売される。
世界各国の食材輸入・卸事業を行う株式会社イマイ(東京都新宿区)の今井譲治代表取締役は、「日本市場への商品投入に取り組む企業を歓迎する。ベトナム料理は現在日本で非常に好まれており、チンスーの正規輸入業者として、日本の消費者の手に届くよう迅速に各店舗への商品展開を進める」と述べている。