地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の人工知能研究所(ビンAI=VinAI)はこのほど、米クアルコム・テクノロジーズ(Qualcomm Technologies)との間で、人工知能(AI)を活用したセキュリティソリューション「ガードプロ(GuardPro)」の開発に関する戦略的提携契約を締結した。
ビンAIが開発した「ガードプロ」は、クアルコム・テクノロジーズのAI処理向けプロセッサ「Cloud AI 100」とビンAIの高速ビデオ分析ソフトウェアを駆使したスマートシティ向けセキュリティソリューション。
同ソリューションは、カメラを通して異常な状況を自動的に検出でき、都市区におけるセキュリティの質の向上に貢献すると期待されている。
このソリューションは、ハノイ市の「ビンホームズ・スマートシティ(Vinhomes Smart City)」ですでに導入されており、国内の他の都市区にも拡大する見込み。また、インドやインドネシア、韓国、マレーシアなどのアジア諸国への進出を目指す。