地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下でビンファスト(VinFast)製の電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM)は15日、タクシーサービスや運転代行などを展開するバンウオントイライ(BUTL)との間で、ビンファスト製電動バイクのレンタルに関する覚書(MOU)を締結した。
MOUによると、BUTLはGSMから電動バイク「Feliz S」5000台をレンタルし、同社が南部メコンデルタ地方13省・市で展開するバイクタクシーサービス、宅配サービス、フードデリバリーサービスに投入する。
BUTLは第1弾として、2023年12月に500台の引き渡しを受ける。残りは2024年末までに引き渡される。
BUTLは既に南中部高原地方でEVタクシーサービスを展開している。同サービスでは、ビンファスト製EV「VF e34」と「VF 8 Eco」を使用している。
なお、同社の顧客は、BUTLのアプリ「バンウオントイライ(Ban Uong Toi Lai)」と「Bシップ(Bship)」からサービスを予約することができる。