建設資材メーカーで工業団地開発大手のビグラセラ[VGC](Viglacera)は、環境保全型スマート工業団地プロジェクト「第1トゥアンタイン工業団地(別称:トゥアンタイン・エコ・スマート工業団地=Thuan Thanh Eco-Smart IP)」を発表した。
同工業団地は、北部紅河デルタ地方バクニン省トゥアンタイン町(thi xa Thuan Thanh)の262haの用地に開発され、投資総額は3兆VND(約183億円)の見込み。
立地条件が良く、国道17号線、国道38号線、環状4号線などの主要道路から近く、ノイバイ国際空港(ハノイ市)やカットビー国際空港(同地方ハイフォン市)、バンドン国際空港(東北部地方クアンニン省)、ディンブー港(ハイフォン市)、カイラン港(クアンニン省)へのアクセスが便利だ。
VGCは同工業団地に、環境に優しい裾野産業、電子、情報技術、家庭用品、機械・産業機器のメーカーを誘致する計画。
同工業団地では、スマート照明や太陽光発電用蓄電池など再生可能エネルギーを利用してエネルギー消費量を最適化。この他、雨水・排水を再利用したり、二酸化炭素吸収量の多い植物を使用して緑地を整備したりするなど環境対策に取り組んでいく。