バンブーキャピタルグループ[BCG](Bamboo Capital Group)傘下のBCGエネルギー(BCG Energy)は10日、石油精製業や通信事業を軸とする韓国の財閥SKグループ傘下のSKエコプラント(SK Ecoplant)とスドクウォン埋立処分場管理公社(Sudokwon Landfill Site Management Corporation=SLC)の2社との間で、廃棄物発電所・廃棄物処理ソリューション開発に関する協力覚書を締結した。
これにより、3社は、南部メコンデルタ地方ロンアン省と同キエンザン省を含む南部を中心に廃棄物処理プロジェクトを共同展開する。その一環として、廃棄物の分類・処理・リサイクル、廃棄物発電所開発、温室効果ガス排出量の削減に向けた国際プロジェクトを展開する。
BCGエネルギーはBCGの傘下で、再生エネルギー事業を展開している。同社が所有する、商業運転中の再生可能エネルギー事業の発電容量は合計600MWとなっている。
SLCは韓国環境部傘下の公社で、世界最大の埋立地として知られるスドクウォン埋立地を運営している。
これに関連し、ベトナム当局と韓国当局は、資源環境分野での協力を強化することで一致した。韓国は、持続可能な発展を目指すベトナムのグリーン成長計画の実施を支援するため、韓国国際協力団(KOICA)を介してベトナムのグリーン事業向けの政府開発援助(ODA)を供与する。