三井住友銀行が出資する大手民間銀行で、消費者金融子会社が強みのVPバンク[VPB](VPbank)は12日、ホーチミン市1区トンドゥックタン(Ton Duc Thang)通りにある高級複合施設「リバーフロント・ファイナンシャルセンター(Riverfront Financial Center)」内に、同社初のフラッグシップ(旗艦)支店をオープンした。
同支店は、オープンかつモダンで環境に優しい設計となっている。窓口だけでなく、喫茶エリアやカンファレンスエリアのほか、顧客がVPBの商品・サービスを体験できるデジタルエリアなどを併設する。
同支店では、顧客はペーパーレス取引を体験できる。24時間年中無休のセルフサービスエリアには高度な技術を活用した機器が完備され、施設内の現金自動預け払い機(ATM)や現金自動預け入れ機(CDM)などを利用して、入出金、口座開設、カード発行・停止、ローン申し込み、ビジネス口座開設の登録など、189種類の手続きを行うことができる。
VPBはフラグシップ支店の開業を記念し、8月12日から10月12日にかけて、江戸時代後期の浮世絵師である葛飾北斎の130作品以上を展示するデジタルアート展を開催している。