携帯電話小売・家電小売最大手のテーゾイジードン投資[MWG](Mobile World Investment Corporation)によると、同社が2024年年初から10月中旬までに販売した監視カメラの台数は、前年同期比3.5倍の40万台以上に急増した。
2024年通年の販売台数は65万台となる見込み。
この背景には、監視カメラのセキュリティ面が懸念される中で、同社が正規品の販売を推進し、プロによる監視カメラの設置で客から信頼を得ていることがある。同社が取り扱うブランドとして、「Imou」、「EzViz」、「TP-Link」、「Xiaomi」、「Botslab」、「365 Selection」などが挙げられる。
複数の種類の監視カメラには、スマートフォンによる遠隔操作、動体検知、双方向通話、ビデオ通話などの機能が搭載されている。販売価格は39万VND(約2350円)からとなっている。
なお、税関総局によると、直近5年間の監視カメラ輸入台数は約1600万台と推定され、年間平均輸入台数は320万台となっている。