ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)、ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)、ジェットスター・パシフィック(Jetstar Pacific Airways=JPA)の3社が16日よりハノイ~ホーチミン線を一斉に増便した。
HVNとVJCは共に、ハノイ~ホーチミン線を1日1便から1日2便に増便。一方、ハノイ~ダナン線およびホーチミン~ダナン線はそれぞれ1日1便で据え置いた。また、ジェットスター・パシフィックはハノイ~ホーチミン線を週4便から1日1便に増便した。
これに先立ち、交通運輸省傘下ベトナム航空局(CAAV)は、航空各社が国内線の運航を16日から再開するとフライングで発表したことを受けて、同局の許可を得るまで運航再開を待つよう釘を刺していたが、その後、各社が許可申請を提出して同局が承認した。
ベトナムの航空各社は現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大予防措置を目的としたベトナムを含む各国の入国制限政策を受けて、全ての国際線を4月30日まで運休しており、国内線の運航についても大幅に減便している。