ドイツの調査会社スタティスタ(Statista)が発表した2021年におけるスマートフォン(スマホ)決済利用率の国別ランキングで、ベトナムは29.1%で世界3位となった。
この比率は、レストランやショッピングセンター、電子商取引(eコマース=EC)サイトでスマホ決済を使用したユーザーの割合から導き出したもの。
国別のスマホ決済利用率トップ10は以下の通り。
1位:中国(39.5%)
2位:韓国(29.9%)
3位:ベトナム(29.1%)
4位:ノルウェー(26.1%)
5位:英国(20.3%)
6位:インド(20.2%)
7位:スペイン(18.8%)
8位:米国(17.7%)
9位:ドイツ(14.5%)
10位:イタリア(8.3%)
1人あたりの年間決済額を見てみると、ベトナムは74USD(約8100円)で、スマホ決済利用率上位10か国で最低だった。インドも80USD(約8700円)と低い水準にとどまるが、残りの国々は1550USD(約17万円)を超えており、特に米国は7961USD(約87万円)で最大となっている。