ベトナムバイクメーカー協会(VAMM)の発表によると、2021年7~9月におけるVAMM加盟5社のバイク販売台数は前年同期比▲45.84%減の36万7037台で、四半期として過去最低値を記録した。
減少の要因は、同期に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で社会的隔離措置が適用され、多くのバイク販売店やディーラーが営業を一時停止したため。
VAMMの加盟5社は、◇ホンダベトナム(HVN)、◇ピアジオ・ベトナム(Piaggio Vietnam)、◇ベトナムスズキ(Vietnam Suzuki)、◇三陽工業(SYM)ベトナム、◇ヤマハモーターベトナム(YMVN)。VAMMのデータは輸出台数を含まない国内市場での販売台数となる。VAMMは5社それぞれの販売台数を公表していない。
1~9月期のバイク販売台数は前年同期比▲10%減の173万6000台だった。
現在、多くのバイク販売店やディーラーは、新型コロナ収束後の販売促進策として値下げキャンペーンを実施している。