中国の火鍋チェーン「海底撈火鍋(ハイディラオ=Haidilao)」は、2024年における中国本土以外の海外市場による売上高が前年比+13.0%増の7億7800万USD(約1170億円)となった。
これは、ハイディラオの中国本土以外の海外拠点を運営するスーパー・ハイ・インターナショナル・ホールディング(Super Hi International Holding、シンガポール)が先般発表した財務報告書で明らかになったもの。
海外市場による売上高のうち、ベトナム市場の売上高は前年比+13.0%増の8780万USD(約132億円)で、全体の11%を占めた。これにより、ベトナムはハイディラオの海外主要市場ランキングで4位となった。
海外市場別の売上高は、シンガポールが1億6260万USD(約244億円)で首位を維持し、続いて、◇米国:1億1000万USD(約165億円)、◇マレーシア:9850万USD(約148億円)が上位に入っている。
売上高は順調に伸びたものの、為替レートの変動により、中国本土以外の海外市場による純利益は前年比▲15.0%減の2140万USD(約32億円)に落ち込んだ。一方、同社は2024年にフィリピンとカンボジアへの進出を果たし、海外市場の店舗数を14か国・地域の計122店舗に増やした。
2024年における中国本土以外の海外市場の利用者数は前年比+11.0%増の2990万人に上り、1人当たりの平均売上高は25USD(約3750円)だった。
なお、ハイディラオは2019年にベトナム進出を果たし、現在はベトナム国内で17店舗を展開している。このうち、ホーチミン市が10店舗、ハノイ市が6店舗、南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市が1店舗となっている。