計画投資省海外投資局(FIA)が発表した海外直接投資(FDI)に関するデータによると、2019年1-6月期のFDI認可額(推定値)は前年同期比▲9.2%減の184億6854万USD(約1.98兆円)だった。
また、同期の実行額(推定値)は前年同期比+8.1%増の91億USD(約9700億円)に増加している。
新規認可案件数は前年同期比+26.1%増の1723件で、認可額は同▲37.2%減の74億1176万USD(約7900億円)。追加認可案件数は同+23.9%増の628件で、認可額は同▲33.8%減の29億3542万USD(約3140億円)だった。
項目 | 2019年1-6月期(※) | 前年同期比 |
実行額(百万USD) | 9,100.00 | +8.1% |
認可額(百万USD) | 18,468.54 | ▲9.2% |
新規認可額 | 7,411.76 | ▲37.2% |
追加認可額 | 2,935.42 | ▲33.8% |
外資企業による買収で子会社化された企業の外資出資額 | 8,121.35 | +98.1% |
案件数(件) | 6,371 | +37.8% |
新規認可案件数 | 1,723 | +26.1% |
追加認可案件数 | 628 | +23.9% |
外資企業により子会社化された案件数 | 4,020 | +46.2% |
認可額を業種別で見ると、最も多いのは製造の131億5382万USD(約1.4兆円)で、全体の71.2%を占めた。続いて、◇不動産:13億2479万USD(約1420億円)、◇卸売・小売、自動車・バイクの修理:10億5430万USD(約1130億円) 、◇専門・科学・技術研究:7億5543万USD(約810億円)などの順となっている。