国際通貨基金(IMF)のレポートによると、2023年におけるベトナムの国内総生産(GDP)は4333億USD(約64兆円)と推定されており、東南アジア全体で5位、世界で35位につけている。
IMFによると、東南アジアで2023年のGDPが最も大きいのはインドネシア(1兆4200億USD=約209兆円)。続いて、◇2位:タイ(5122億USD=約75兆円)、◇3位:シンガポール(4974億USD=約73兆円)、◇4位:フィリピン(4357億USD=約64兆円)、◇5位:ベトナム(4333億USD=約64兆円)で、以下、◇マレーシア、◇ミャンマー、◇カンボジア、◇ブルネイ、◇ラオス、◇東ティモールの順となっている。
<東南アジア主要国における2023年のGDP推定値と2024~2038年の予想>(単位:10億USD)
世界全体で見ると、2023年のGDPが最も大きいのは米国(26兆9500億USD=約3960兆円)。以下、◇2位:中国(17兆7000億USD=約2600兆円)、◇3位:ドイツ(4兆4300億USD=約650兆円)、◇4位:日本(4兆2300億USD=約620兆円)、◇5位:インド(3兆7300億USD=約550兆円)と続く。
なお、英国経済ビジネスリサーチセンター(CEBR)によると、ベトナムのGDPは2038年までに1兆5590億USD(約230兆円)に達し、東南アジアで2位(1位はインドネシア)、世界では21位に上昇すると予想されている。