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アジア開銀、ベトナムの24~25年のGDP成長率予想を再び据え置き 完全無料ニュース

[2024/09/26 16:13 JST更新]


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 アジア開発銀行(ADB)は25日に発表した「アジア経済見通し(Asian Development Outlook=ADO)」に関するレポートの中で、ベトナムの2024年における国内総生産(GDP)成長率予想を+6.0%、また2025年の予想を+6.2%でそれぞれ据え置いた。

 ベトナムの2024年と2025年のインフレ率予想も、共に+4.0%で据え置いた。

 ADBのエコノミストらによると、ベトナム経済が2024年1~6月期に力強く回復した積極的な結果を踏まえ、世界的な不確実性にかかわらず、ベトナムは成長の勢いを維持するものと見込まれる。

 鉱工業生産の改善や貿易の大幅な増加が、着実な回復をけん引している。主要輸出品目である電子製品に対する外需が生産増加に貢献しており、製造業が引き続き成長の主な原動力となっている。サービス業の改善と安定した農業生産も、成長の回復の支えとなっている。

 ただし、内需は依然低迷しており、世界経済の見通しは引き続き厳しい状況だ。内需を拡大するには、低金利を維持しながらも公共事業投資を加速させるなどして、より強力な財政刺激策を実施する必要があるとみられる。

 9月上旬にベトナム北部を襲った台風3号(アジア名:ヤギ、日本では台風11号)が経済予想にどう影響するかについては、政府の復旧の努力次第だという。


  
  
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