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　地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の人工知能研究所(ビンAI＝VinAI)は、米国・ラスベガスで7日から10日まで開催される世界最大のテクノロジーイベント「CES 2025」に出展し、新ソリューションセット2種をお披露目する。

　新ソリューションセット2種は次の通り。

　◇車内サポートソリューションセット「インテリアセンス(InteriorSense)」：以下3種のソリューションから成る。

＋「ドランクセンス(DrunkSense)」：世界初の呼気検査不要の飲酒運転検知システム。飲酒運転を最大85％の精度で検知できる。
＋「ミラーセンス(MirrorSense)」：ミラーの自動調整システム。運転手の位置に基づいてミラーを10mmの精度で自動調整できる。
＋「ドライバーモニタリングシステム」：車内カメラによって運転手の健康状態を監視するシステムで、欧州連合(EU)の安全規定に準拠した設計となっている。

　◇車外サポートソリューションセット「サラウンドセンス(SurroundSense)」：以下3種のソリューションから成る。

＋「タッチ2パーク(Touch2Park)」：スマートパーキングシステム。運転手が画面にタッチするだけで簡単に自動駐車が可能。
＋「ジェリービュー(Jelly View)」：3D観測システム。車両の外側と車両下の包括的な可視性を提供する。
＋360度パノラマビュー：死角をなくして車両の安全なナビゲートを可能とする。

　ビンAIの責任者によると、同研究所は自動車業界向けのスマートモビリティソリューションを提供しており、限られたリソースでのパフォーマンス最適化を優先する形でソリューションを開発している。

　同研究所が開発したソリューションは、世界各国の自動車メーカーの複数車種8万台以上に搭載されており、今後5年で80万台以上の車に搭載されると見込まれている。