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　地場総合インターネットメディア運営会社VNGコーポレーション[VNZ](VNG Corporation)のデジタルトランスフォーメーション(DX)部門であるVNGデジタルビジネス(VNG Digital Business)傘下のグリーン・ノード(GreenNode)は、米国の半導体大手エヌビディア・コーポレーション(NVIDIA Corporation)との間で人工知能(AI)分野に関する提携合意に至った。

　これにより、グリーン・ノードは、エヌビディアのAIファクトリーやAI向け次世代チップに優先的にアクセスできるようになる。同社は今年4月、タイで運営するデータセンターでエヌビディア製GPU(画像処理半導体)を導入している。

　これに先立ちVNGは、ホーチミン市7区にあるデータセンターに「Nvidia DGX H100」サーバーを本格導入しており、同サーバーを導入した最初のベトナム企業の1つとなった。

　この他、同社は先ごろ、シンガポールのデータセンター運営大手STテレメディア・グローバル・データセンターズ(STT GDC)との間で、新たなデータセンター開設に関する提携契約を締結した。

　新データセンター「第2 STT VNGホーチミンシティデータセンター(STT VNG Ho Chi Minh City 2)」は、ホーチミン市7区のタントゥアン輸出加工区内に開設。出力は60MWで、2026年1～6月期の開業を予定している。なお、「第1 STT VNGホーチミンシティデータセンター(STT VNG Ho Chi Minh City 1、旧名：VNGデータセンター)」も同輸出加工区内で運営されている。