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イオン、24年Q3のベトナム営業収益125億円でASEANトップ 完全無料ニュース

[2025/01/14 06:42 JST更新]


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 イオンモール株式会社(千葉県千葉市)は9日、2024年度(2025年2月期)第3四半期(2024年3月1日~11月30日)決算に関する資料を公表した。

 セグメント別業績(海外)を見てみると、同期におけるベトナムの営業収益は124億6000万円(前年同期比+13.7%増)、営業利益は34億3400万円(同+19.3%増)だった。既存モール専門店売上が前期比+7.5%増(対象6モール)となり、増収増益となった。

 同期におけるベトナムの営業収益および営業利益は、日本(営業収益2562億5400万円、営業利益302億7700万円)、中国(同504億2700万円、同42億7600万円)に次ぐ第3位で、ASEANではインドネシア(同71億5200万円、同1億7900万円)とカンボジア(同68億7400万円、同2000万円)を上回りトップだった。

 第3四半期連結累計期間において、7月19日にベトナム最高指導者である共産党書記長の死去に伴い、国内では外出や消費活動で自粛ムードが見られ、同社モールでも賑やかな集客イベントの実施を中止するなど売上や集客に影響が出た。また9月には大型台風が北部エリアに上陸し、同社の一部モールでは専門店が臨時休業となった。

 こうしたマイナス影響を一部受けたものの、ベトナム国内の消費は総じて堅調に推移しており、第3四半期連結会計期間(7月~9月)の既存モール専門店売上は前期比+5.8%と伸長。第4四半期連結会計期間において、10月の「ベトナム女性の日」や11月の「ブラックフライデー」などの記念日や季節行事に合わせたセールスやイベントを計画的に実施し、売上拡大を図った。

 新規物件については、9月21日に中部エリア初出店となるイオンモール・フエ(北中部地方フエ市)をオープンした。


  
  
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