地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)の子会社である電気自動車(EV)メーカーのビンファストオート(VinFast Auto)は8月末までに、インドネシアで正規代理店15店舗をオープンすると発表した。
各店舗は、◇ジャカルタ、◇バンドン、◇ジョグジャカルタ、◇マラン、◇シドアルジョ、◇モジョケルト、◇スラバヤ、◇バリ、◇バタム、◇マカッサルといった大都市にオープンする。
これに先立ち同社は、インドネシア市場に「VF e34」と「VF5」を投入。7月15日には、同国の西ジャワ州スバンでEV組立工場の着工式を開催している。
同工場は、初期段階における投資総額が2億USD(約300億円)。車体工場、組立工場、塗装工場、試験エリアなどを併設し、年産能力は5万台の見込み。2025年10~12月に稼働を開始し、インドネシア市場向けに「VF 3」、「VF 5」、「VF 6」、「VF 7」の右ハンドルモデルを生産する計画。