ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)グループの日本法人FPTジャパンホールディングス株式会社(東京都港区)の子会社であるFPTソフトウェアジャパン株式会社(FPTジャパン、東京都港区)と、自動車や航空宇宙などの事業を手掛ける株式会社SUBARU(スバル、東京都渋谷区)は、ビジネスの協創体制構築を見据え、包括的な業務・システム改善に関する覚書(MoU)を締結した。
スバルはデータ・デジタルを活用したモノづくりの強化に取り組んでおり、現行業務・システムの改善、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進に向けたビジネスの協創体制の構築を検討している。こうした中、FPTが有する豊富なITリソースと多様なデジタル技術、グローバル市場に対するビジネス展開力・経験の活用に関して協議を重ねてきた。
その結果、FPTから迅速かつ安定したリソースを提供し、両社のビジネスの更なる発展の実現可能性を相互に検討していくべく、今回の覚書の締結に至った。
覚書の締結により、◇工場ソフト、◇老朽化システム更新、◇データ分析、◇システム運用自動化、◇AI・RPA関連、◇セキュリティ関連の領域を中心に、両社が協力して業務の改善、先進技術の活用について取り組んでいく。
また、共同プロジェクトの立ち上げによる両社の人材交流の活発化や、技術交流の推進にも取り組んでいく計画だ。