ドラゴンキャピタル(Dragon Capital)のドミニク・スクリベン取締役は、ベトナムエクスプレスに対して、長期間に渡って市場の活況が続いた後では、必ず株価の調整が起こることになり、そういう意味では仮にVN指数が30%程度下落しても、珍しいこととはいえないと、語った。
インタビューでは、ここ最近の証券市場ではVN指数・HASTC指数ともに続落傾向にありるが、この状況をどのようにみるかと問われた。ドミニク氏は、活況が続いた後に調整が起こるのは取り立てて珍しいことではなく、またそれが1ヶ月や時には2ヶ月続くこともあるとした。
そしてこの調整局面で仮にVN指数が2006年末の900ポイント程度に30%の下落があったとしても、異変だということにはならないと考えを述べた。またドラゴンキャピタルの運用にも触れ、投資活動には非常に慎重になっていて、次の局面が現れるまでしばらく様子見というところだと語った。