ベトナム高速道路開発投資総公社(VEC)は7日、タスコ[HUT](Tasco)との間で、VECが管理する高速道路におけるノンストップ自動料金収受システム(Electronic Toll Collection System=ETC)の導入に関する契約を締結した。
契約によると、HUTは、VECが管理している高速道路4本(◇ホーチミン~ロンタイン~ザウザイ間高速道路、◇ノイバイ~ラオカイ間高速道路、◇ダナン~クアンガイ間高速道路、◇カウゼー~ニンビン間高速道路)にETCを設置し、5年間にわたり運用する。ETCはその後、VECに引き渡される。契約額は6940億VND(約40億円)。
HUTは7月31日までにETCの設置を完了し、運用を開始することを約束している。各種車両は設置期間中も通常通り高速道路を通過することが可能。
HUT傘下のVETC社(Vietnam Electronic Toll Collection)はこれまでに、全国のETC料金所の70%にあたる80か所・345レーンでETCの設置を完了し、システムを運用している。